なぁなぁでええがな

38歳の大阪人 保育士の嫁はんと娘の日常とその他諸々

流産したパートナー

少し落ち着きが戻ってきたので。

 

去年末、嫁はんが流産を経験しました。

妊娠発覚直後は双子でした。娘も赤ちゃんができることが嬉しかったようで、お腹に話しかけてました。

 

7週目ぐらいの検診時に、「ちゃんと育ってないみたいなんで流れる可能性もあります。先天性なんで誰が悪いとかもありません。もしものことがあっても気に病むことはないですよ」とお医者さん。

 

それから間もない日の夜中に…。

明くる日は何と話しかけていいのかもわからず、努めていつも通りにしようと思うもぎこちなく。

こんな時は男の無力さを痛感します。

「美味しいもんでも食べに行こか?」と言うのが精一杯。

ほんとに男は無力。

 

娘はわからないと思い、何も伝えないと二人で決めてました。

つい先日嫁はん外出中、二人で遊んでいると急に

娘「赤ちゃんどう?元気かな?」

('_')「……。う~ん、赤ちゃんは病気になっちゃって、神様の病院で治してもらってるねん。元気になったらまたお母さんのお腹に帰って来るよ」

娘「そっか。じゃあ治るねぇ。よかった。神様にありがう言わなあかんな」レゴブロックガチャガチャ。

娘「今ね、赤ちゃんにあげるロボットつくってるねん」

('_')「…ありがとうな」

鼻先がツンとくるじゃねえか!!

 

そんなこと言うようになったかと思うと同時に、その時のことを思い出して涙がこぼれそう。

慌ててトイレに行ってごまかしました。

 

娘とのこのやりとりは嫁はんにはまだ内緒。

話せる時が来たら、話してやろうと思います。

涙のことは伏せて。